不幸の味

「他人の不幸は蜜の味」、「人の不幸で飯がうまい」と先人は仰られました。

 

無職のプーさんではあるけど、くまのプーさんではないので蜂蜜をご飯にかけて食べられる自信はない。

きっと人様の不幸に喜びを知った先人は異様に肌が黄色く赤のトップスを着た下半身裸の露出熊か何かだったのであろう。

 

「好きな季節」を聞かれて「秋」と答える人は少なくない。口を揃えて「過ごしやすい」「穏やかだ」と言う。秋の花粉症で喉がチリチリして声を出すのに神経質になっているので、声高らかに抗議を行うこともできず、忍び寄る冬の気配を感じながらのど飴を口の中で転がしている。何が過ごしやすいものか。夏の疲れからガンガン体調の値が低下していくのだ。たまったものではない。ウインタースポーツの趣味はないが冬が待ち遠しい。

 

今年のクリスマスは絶対にケンタッキーでチキンとポットパイを買いたい。